2016年10月11日

キツネとフォントのはなし

 タイプライターの試し打ちに使う「quick brown fox」の一文はアルファベット26文字をすべて含み、「パングラム」と呼ばれる。いまやフォントの見本としておなじみである。

お手元に「緑のたぬき」をご用意いただければ幸いである
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2015年2月14日

消せない「いわく」を上書きする方法

 港区の新築高級マンションで施工ミスがあり、引渡し前に解体、建て替えられるという。とてつもないムダである。

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2015年2月12日

キッチンカー、その魅惑を超えて〜調理師のポストスクール

 路上の弁当屋が増えている。キッチンカーと呼んでしゃれてみても、要は行商、露店の類である。ガード下で魚や野菜やアクセサリやチケットを買わない人までが、キッチンカーとなれば喜んで行列するのである。みなさんが常々、口々におっしゃる「安全・安心」はどこへいったのだろうか。

いま高らかに鳴り響くグゥーの音とともにSuicaを握りしめてオフィスを飛び出しながら続きを読む
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2015年2月10日

「毒」のあるはなし

 ノロウィルスが猛威をふるっている。絶えず様々な細菌やウィルスが出てきては、食中毒の渦を残していく。彼らもまた生きているのである。人間にとっては禍々しい災禍であっても、彼らにとっては進化の軌跡、まさにめくるめく渦の一つでしかない。静かに通り過ぎるのを待つほかない。すなわち、徹底的な手洗いとうがいでの予防、発生後の封じ込め、徹底的な消毒ということに尽きる。細菌やウィルスそのものに抗おうとすれば、新たな耐性種を生むだけである。

手を消毒したので続きを読む
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2015年2月7日

こども運賃では乗れないオトナのウィキペディア

 8年前のブログ記事に後日談を書けるとは、なんともうれしい話である。

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2015年2月5日

みなさま、列車がまいります
   いま問う「謙譲語2(丁重語)」のココロ            

 言語は論理的に成り立っている。「気持ち」という曖昧な要素を持ち込むとおかしくなる。

・文化庁「敬語の指針」(2007年2月2日)
 http://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/bunkasingi/pdf/keigo_tousin.pdf

 謙譲語を「謙譲語1」と「謙譲語2」に分けようというのは、「伺う」と「参る」、「申し上げる」と「申す」の使い分けができない人が多いからだ。しかし、これは現状追認を前提とした屁理屈にしか見えない。わかりやすくしようとして、かえってわかりにくくしてしまっているというのが率直な印象である。

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2015年2月3日

「恵方巻」の対象年齢

 ユーモアは大切だと、ワタクシ、30年、しかし近年のユーモアには疑問符もつく。レシピ投稿サイトに、ありえないレシピを投稿する人がいるそうな。大人が見れば一目で「ありえない」と判別できるものの、子どもにはそれができない。フィルタリングサービスにレシピ投稿サイトも入れておかないと、子どもがとんでもない料理を作ってしまいかねない。ブラックユーモアは非常に場を選ぶ。対象年齢の設定が重要だ。情報空間のグローバルデフォルトは「全年齢対象」であってほしいのに、世の中オトナすぎる。

・技術評論社 Perl Hackers Hub「第7回 新人さんのための仕事で使えるPerl基礎知識(2)」(2011年6月2日)
 http://gihyo.jp/dev/serial/01/perl-hackers-hub/000702

・任天堂「CEROレーティングマークについて」
 http://www.nintendo.co.jp/support/cero/

手を図のようにし、親指をこめかみにあてて、下におろし(うんざりしたような顔でやるとGOOD!!)両手のひらを下に向けて、図のように手をあげて続きを読む
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2015年1月31日

“体験化”する音楽〜情報理論でひも解く音楽の有限性

 かの作曲家事件に関して、音楽評論家による「和洋中なんでもござれの定食屋」という批判があったが、違和感をもった。件の曲はクラシックの体裁をまとっていても、実質、ポピュラーな音楽である。ゲームの音楽をオーケストラが演奏するのも楽しいものであるが、クラシックと同列での批評に耐えるものにはなりえない。

・朝日新聞「物語と音楽の矛盾に違和感 佐村河内守氏の問題」(2014年2月18日)
 http://www.asahi.com/articles/ASG2C2QBTG2CUCVL003.html

・NHK 科学文化部「代わりに作曲の男性謝罪「私は共犯者です」」(2014年2月6日)
 http://www9.nhk.or.jp/kabun-blog/700/180524.html

 お決まりのわかりやすいメロディーやリズムを多用するポピュラーな音楽は、必然的に「定食屋」となる。そうしておかないと、客が「うまい」と感じないのである。つかみどころがなく難解であったり、構成が複雑すぎたりすれば、頭の中で反すうするのも難しくなってしまう。上を向いて歩きながら口ずさもうにも、カラオケで歌おうにも、わかりやすさが欠かせない。似たようなことは、初修者向けの練習曲や学校向けの合唱曲、アマチュアが多い吹奏楽曲などにもいえることで、そこでは「後世にのこる芸術的価値!」よりも、演奏のしやすさが優先される。機能や役割が違うものを、同列には批評できない。

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2015年1月29日

路線図あたためますか

 路線網は変わり続けている。2000年以降、埼京線の大崎延伸、りんかい線との直通運転の開始、つくばエクスプレス(常磐新線)の開業、ゆりかもめの豊洲延伸、東京メトロ副都心線(13号線)の開業と、いままでつながっていなかった区間をつなぎ、ネットワークを拡充する新線が続々と開業している。武蔵小杉への横須賀線ホームの新設では、新しく乗り換えが可能となることで、運賃算定の基準となる最短経路が広域で更新され、運賃の値下げにつながった区間も多く生じた。都内にありながらローカル線的な趣きのあった東急大井町線では、追い越し設備の新設と田園都市線の複々線化により、溝の口−大井町間での急行運転が開始され、新たな動脈となりつつある。3月には東北縦貫線が開業し、上野東京ラインの運転が開始される。相鉄・JR直通線、相鉄・東急直通線の開業も数年後に控えている。

・東京臨海高速鉄道「りんかい線ネットワーク図」
 http://www.twr.co.jp/route/index.html#RNetwork

・首都圏新都市鉄道(つくばエクスプレス)「駅・駅ナカ情報」
 http://www.mir.co.jp/route_map/index.html

・東武鉄道「相互直通運転のご案内」
 http://www.tobu.co.jp/tsunagaru/

・東急電鉄「路線図」
 http://www.tokyu.co.jp/railway/station/

・鉄道・運輸機構、相模鉄道、東急電鉄「相鉄・JR直通線、相鉄・東急直通線」
 http://www.chokutsusen.jp/

 路線網の変化に対して、路線図はあまり変わり映えがしない。いくら路線網が拡充されても、新しい乗換駅や、従来より便利な乗車経路が人々に認知されなければ、人々はいままで通りの経路でしか乗車しない。新線や新駅の建設というハードウェアだけでは、混雑の分散や広域での便益の波及(所要時間短縮など)が「絵に描いた餅」に終わってしまう。いま、新線や新駅、新しい速達型列車や直通列車などの「ポテンシャル」を引き出すことのできる、新しい路線図が求められている。

お手元の路線図をご覧いただきながら続きを読む

2015年1月27日

含みのあるはなし

 最近、目につく(耳につく)言葉に「○○を含めて検討する」というのがある。もし、発言がそのまま記事になるとしたら、「と、含みを持たせた」と書かれるところだろう、と思いきや、必ずしもそうではなかったのである。

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