2006年7月30日

「えきばり」のできるまで

 「そうだ、グラフィックビューアを作ろう!」と思い立ったプログラマがいました。ウィンドウに「ファイル」「編集」「表示」「ヘルプ」のメニューをつけながら、「どんなビューアにしようかな」と考えます。なるべく多くのファイル形式に対応するため、定番のプラグインを組み込みます。さらに欲が出て「簡単なサムネイル表示もつけよう」「簡単なスライドショー機能もつけよう」「簡単なレタッチ機能もつけよう」と考え始めます。サンプルはいくらでもあるので、どの機能も簡単に実装できました。さて、どんなソフトができあがったのでしょうか。

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2006年7月17日

空港と鉄道駅の比較/PDPの活用法

 6月から7月にかけての主な話題をまとめた。

・[2751] 新生・成田空港南ウィングに見る「美・用・強」
・[2753] 空港ターミナルとターミナル駅
・[2754] Re:[2753] 空港ターミナルとターミナル駅

 6月2日に、成田空港の第一旅客ターミナルがリニューアルオープンした。フォーラムでは、鉄道のサインシステムと空港のサインシステムを比較する機会を得た。

 空港においてはサインシステムが建築と絡めて一体的にデザインされており、機能面でも強力なものとすることに成功している。鉄道においては既設駅の改修は並大抵のことではできず、結果としてサインシステムは余白に詰め込まれることになる。

・[2758] 近くで見るための詳細な可変表示

 PDP(プラズマディスプレイ)を始めとする近年の大画面表示デバイス(50〜100インチ)の採り入れ方がポイント。空港ではカウンターの周りに惜しげもなく多くの画面を配置し、鉄道で言えばホームの自立式時刻表に掲載されるのに相当する詳細な情報を可変表示で提供している。

・[2760] 表示デバイスの展望と提供情報の整理

 鉄道では、現状ではLEDが中心であるが、PDPや有機ELといった新デバイスの活用へ向かおうとしている。空港よりは整備箇所が格段に多いため慎重な検討が加えられており、主にPDPのより一層の大画面化、有機ELの長寿命化を待っているという「様子見」の状態にある。

 検討の場に環境心理学や認知心理学の考え方が採り入れられているのは心強い。これまでのような、ともすると場当たり的になっていたサインシステムからの脱却が期待される。

・[2766] 輸送障害低減対策
・[2770] 案内の拡充とメディアの使い分け
・[2771] 運行情報案内の拡充(Re:[2770])

 PDPの話題が出ていたところで、PDPの活用を盛り込んだ新しい対策が公表された。運行情報や振り替え乗車の案内をPDPで行なうという。実効性には疑問符がつきそうだが、以前よりはマシになるだろう…といったところで話題が収束している。

 この続きはFORUM×ATOSでどうぞ。

2006年7月16日

人とシステムの付き合い方

 ようやく「ながめよみ」が板についてきたような気がする。かまぼこである。

 インターネットの普及で何ごとにつけても詳細な情報を得るのが楽になったが、一方で総合的な視点を得るのは難しくなった。細部を知るために必要な情報と、全体を知るために必要な情報は異なる。その見分けにはコツがいる。コツとはずばり、「深すぎず狭すぎず」である。

 知れば知るほどわからなくなる気がするのは、見ている情報が細かすぎるからだ。かまぼこの分子構造を見ても、かまぼこの味はわからない。細かければいいというものではないのだ。これが「深過ぎず」ということである。

 そのかまぼこはおいしいのか。おいしいというためにも、おいしくないというためにも、比較できる別のかまぼこが必要だ。それが「狭過ぎず」の部分だ。しかし、世界中のかまぼこを買い集めるわけにも行かない。定評のあるかまぼこを網羅する、あるいは、自分の周りにある「気になるかまぼこたち」を集めてくるだけで十分だろう。広ければいいというものではないから「狭過ぎず」なのだ。

 今回のキーワードは、コミュニケーション、フィードバック、アラーム、タクシー、性悪説。

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2006年7月15日

「えきばり」リリース

 2003年8月のmgclockリリース以来、3年ぶりに新しいソフトをリリースします。

・ぺたっと貼ってどーんと拡大。一覧と半透明表示もできる、新感覚ピクチャービューア「えきばり」
 http://www.tht-software.net/download_ekibari.html

 「目新しくもないものほど新しい新しいって書いてあるんだよなー」と思われた方は正解です。実際に動かして見ると、実に何の目新しさもありません。しかし、このような操作性を持つビューアは類を見ません。「ありそうでなかった」という意味で「新しい」のです。

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2006年7月2日

エキナカと地元商店街の共存

 昨日の朝日新聞夕刊で、東京都が打ち出したエキナカ店舗への課税強化と地元商店街の声が記事になっていた。

・朝日新聞「「エキナカ」好調、周囲の商店「客減った」と摩擦」(7月1日)
 http://www.asahi.com/life/update/0701/005.html

 この記事に限らず、エキナカと地元商店街は対立の構図でとらえられる傾向にある。しかし、本当にそうなのか。実は互いに相手を必要としているのではないか。エキナカが地元商店街に影響を与えないはずがない。商店街側の受け止め方次第で、同じものが悪影響にも波及効果にもなりうる。

 商店街だけが変化を免れることはできないし、変化のための努力をしなくて済むはずはない。

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2006年7月2日

脳と質感、透明感と浮遊感

 フリーソフトの新作作りが思うように進んでいません…。

 以前にお知らせしました半透明表示のできる時計も作りかけのままです。需要が読めないものとしては、スクロール+ボタン型のランチャー、オンラインのテキストや画像も貼れる付箋、ちょっと脳を鍛える大人のtsトレーニング…切符に印字されている4桁の数字が10になる計算を考えるゲームなどなど。

 脳トレ(?)といえば、簡単な計算ほど効くそうで。10になる計算(「2134」→「2×1×3+4」)を考えるのは計算を解くより複雑で、反復には向かないかも知れませんね。ちなみに、この遊びは電車に乗って塾へ通う小学生の間で広まっていたものです。定期券は持っておらずイオカードでは大人運賃が引かれてしまうため、必ず切符を買うのです。10になれば「アタリ」で、ならないと「ハズレ」。ただ、ハズレでもハズレであることを証明する必要があり、一応は試行錯誤が必要なのがミソです。

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2006年7月2日

"駅" 時計 追加のスキン「ホワイト」

 拙作のフリーソフト「"駅" 時計」で使用できる追加のスキン「ホワイト」「ホワイト(大)」「ホワイト(特大)」のセットを配布しています。

http://www.tht-software.net/forum/view.cgi?num=468

 通常、スキンのリクエストにお答えすることはしていないのですが、「LED発車標」には加工用の無地の画像をつけているのに、時計にはそういう性格のものがなかったことに気づきました。スキンをゼロから作る方はあまりいないでしょう。色を変えたり文字を入れたりするだけで済めば手軽です。

 プログラム本体のバージョンアップが滞っていますが、バージョンアップ時にホワイトを加えるかは未定です。

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