2007年1月30日

tht-softwareが[勝手に]おすすめする Windows Vista™

 Microsoftの新しいOS、「Windows Vista」が発売されました。

 が…。私はAmazonで予約していたのですが、「入荷の遅れ」で発送が31日以降になるとか。(せっかく「お急ぎ便」のオプションまでつけたのに…。昨日まで配送予定日が「29日」だったのに……。極め付けに、キャンセルもできない………。)

 というわけで、製品版Vistaでの動作確認も遅れます。どうぞご容赦を。

 新聞などにもVista関連の記事がたくさん出ていてVista一色ですが、この時点で乗り換えるかどうか迷われている方も多いことでしょう。

 一案ですが、「『Vista』といえば『64ビット』」という考え方をしてみるのがよいかと思います。つまり、こういうことです。

・Vistaは64ビット版こそ使う価値がある
・64ビット対応のパソコンを買うまでVistaは待とう
・Vistaに合わせてパソコンを買うなら64ビット対応のものを選ぼう

 64ビットのメリットは、4GB以上のメインメモリを利用できることです。最近のパソコンに組み込まれているCPUは、ほとんどが64ビットに対応しています。もちろん、64ビット版のWindowsでも32ビットのソフトが動きます。

 逆にいえば、64ビットで当たり前になるのは時間の問題というくらいに準備ができているわけです。32ビット版のWindowsを使っていたら、どうなるでしょうか。

 メモリを4GB以上に増設したときや、64ビット専用のソフトや周辺機器が出てきたときに、64ビット版のWindowsを取り寄せてクリーンインストールしなければなりません。

 「大は小を兼ねる」ともいいます。最初から64ビット版のVistaを使っていれば、Vistaが現役のOSである間(※1)はずっと、そのまま使い続けることができます。

 もう一つ、どのエディションを選べばいいのでしょう。

・ホーム エンターテインメント ユーザーの場合
 「Home Premium」を搭載したデスクトップパソコンで「Aero Glass」と「Windows Media Center」を堪能する

・ビジネス ユーザーの場合
 「Home Basic」または「Business」を搭載したノートパソコンで強力なセキュリティとモバイル性能を獲得する

 Windows XP Media Center Editionが搭載されたパソコンを利用している方にとってはおなじみの「Media Center」が、一般的なWindowsで利用できるようになります。プロバイダなどが提供するビデオ配信サービスを視聴するなら、ぜひ使いたい機能です。

 Vistaには、誤って削除してしまったファイルを復元する機能(※2)、スパイウェアによる被害を未然に防ぐ機能(※3)が備わっています。また、ウィルススキャンなどの処理を重たく感じさせない機能(※4)や、よく使うソフトをメモリに読み込んでおいてすばやく起動する機能(※5)もあります。セキュリティも強固にしつつアプリケーションもキビキビ動かしたいなら、思い切ってVista搭載のパソコンに買い換えるのも手です。

 ただ、ノートパソコンについては、どうしても今すぐに必要というのでなければ、夏まで待つことをおすすめします。

 Vistaにはノートパソコン向けの機能として、ハードディスクのアクセスを減らして高速化や省電力化を図る機能(※6)が用意されていますが、この機能に対応したノートパソコンが出揃うのは2007年6月以降になりそうだからです。夏商戦ではノートパソコンの上位機種として、バッテリが長持ちする上にアプリケーションの体感速度が速いことをうたう機種が続々と発売されることでしょう。

 また、これまでよりも高速に通信ができる、無線LANの新しい規格(※7)ができ、多少フライング気味ですが対応製品が出始めています。こちらも本格的な出荷は夏以降になる見込みです。ノートパソコンに後から無線LANカードなどを組み込むとデザインを損ないますし、性能や安定性の面からも本体内蔵の無線LANがおすすめです。最初から最新規格の無線LANを使いたいなら、夏まで待つのが賢明でしょう。

 以上、専門用語はすべて下の注釈欄に追いやって書いてみました。一般紙の朝刊にこのくらいの記事が出ていれば助かる、というパワーユーザーさんも多いのではないでしょうか。

※1 Microsoftの「ライフサイクルガイドライン」において規定されている「メインストリームフェーズ」。製品発売から5年間。

※2 「ボリューム シャドウ コピー(Volume Shadow Copy)」。ファイルやフォルダのプロパティに追加されたタブ「以前のファイル」からアクセスできます。

※3 「Windows Defender」および「ユーザーアカウント制御(UAC)」。パワーユーザーを自任する方はこちら。「UAC」はオンにしておきましょう。悪意のあるソフトウェアによるレジストリの不正な書き換えを防止できます。

※4 「低優先度I/O(Low-Priority I/O)」。実際に対応するかはアプリケーションソフトによって異なります。詳細はこちら。デュアルコアCPUを採用した機種を選べば、さらに快適です。

※5 「Super Fetch」。詳細はこちら

※6 「Windows Ready Drive」。詳細はこちら

※7 「IEEE802.11n」。現時点の最新動向についてはこちら
posted by tht at 00:45 | コメント (0) | トラックバック (0) | tht-software 新着情報
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