カテゴリ ながめよみのすすめ

キツネとフォントのはなし (2016/10/11)
消せない「いわく」を上書きする方法 (2015/2/14)
キッチンカー、その魅惑を超えて〜調理師のポストスクール (2015/2/12)
「毒」のあるはなし (2015/2/10)
こども運賃では乗れないオトナのウィキペディア (2015/2/7)
みなさま、列車がまいります
   いま問う「謙譲語2(丁重語)」のココロ            
(2015/2/5)
「恵方巻」の対象年齢 (2015/2/3)
“体験化”する音楽〜情報理論でひも解く音楽の有限性 (2015/1/31)
含みのあるはなし (2015/1/27)
少納言+αで探る「量産」の世界観 (2014/3/9)
プラスアルファにプラスして (2014/2/22)
かけ込み量産+α〜春闘はスイーツのあとで (2014/2/22)
ただちにスパゲティとまではいえない (2014/2/21)
『余談』の集積がウィキペディアを豊かにする (2008/12/30)
草食動物のおいしい光沢感〜クラゲからキャベツまで (2008/12/30)
【時代は“豚”へ。】ビーフ100%の『牛肉コロッケ』は美味しくない? (2007/7/14)
数えずに読みたい『バズ』〜「多様な消費者」と刮目して相対すべし (2007/1/30)
民が作る『キャッシュレス社会』(3)〜「通貨」としての電子マネーと日銀 (2007/1/25)
民が作る『キャッシュレス社会』(2)〜Edyが出遅れた理由 (2007/1/25)
民が作る『キャッシュレス社会』〜法律はSuicaを追いかける (2006/12/9)
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2016年10月11日

キツネとフォントのはなし

 タイプライターの試し打ちに使う「quick brown fox」の一文はアルファベット26文字をすべて含み、「パングラム」と呼ばれる。いまやフォントの見本としておなじみである。

お手元に「緑のたぬき」をご用意いただければ幸いである
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2015年2月14日

消せない「いわく」を上書きする方法

 港区の新築高級マンションで施工ミスがあり、引渡し前に解体、建て替えられるという。とてつもないムダである。

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2015年2月12日

キッチンカー、その魅惑を超えて〜調理師のポストスクール

 路上の弁当屋が増えている。キッチンカーと呼んでしゃれてみても、要は行商、露店の類である。ガード下で魚や野菜やアクセサリやチケットを買わない人までが、キッチンカーとなれば喜んで行列するのである。みなさんが常々、口々におっしゃる「安全・安心」はどこへいったのだろうか。

いま高らかに鳴り響くグゥーの音とともにSuicaを握りしめてオフィスを飛び出しながら続きを読む
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2015年2月10日

「毒」のあるはなし

 ノロウィルスが猛威をふるっている。絶えず様々な細菌やウィルスが出てきては、食中毒の渦を残していく。彼らもまた生きているのである。人間にとっては禍々しい災禍であっても、彼らにとっては進化の軌跡、まさにめくるめく渦の一つでしかない。静かに通り過ぎるのを待つほかない。すなわち、徹底的な手洗いとうがいでの予防、発生後の封じ込め、徹底的な消毒ということに尽きる。細菌やウィルスそのものに抗おうとすれば、新たな耐性種を生むだけである。

手を消毒したので続きを読む
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2015年2月7日

こども運賃では乗れないオトナのウィキペディア

 8年前のブログ記事に後日談を書けるとは、なんともうれしい話である。

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2015年2月5日

みなさま、列車がまいります
   いま問う「謙譲語2(丁重語)」のココロ            

 言語は論理的に成り立っている。「気持ち」という曖昧な要素を持ち込むとおかしくなる。

・文化庁「敬語の指針」(2007年2月2日)
 http://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/bunkasingi/pdf/keigo_tousin.pdf

 謙譲語を「謙譲語1」と「謙譲語2」に分けようというのは、「伺う」と「参る」、「申し上げる」と「申す」の使い分けができない人が多いからだ。しかし、これは現状追認を前提とした屁理屈にしか見えない。わかりやすくしようとして、かえってわかりにくくしてしまっているというのが率直な印象である。

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2015年2月3日

「恵方巻」の対象年齢

 ユーモアは大切だと、ワタクシ、30年、しかし近年のユーモアには疑問符もつく。レシピ投稿サイトに、ありえないレシピを投稿する人がいるそうな。大人が見れば一目で「ありえない」と判別できるものの、子どもにはそれができない。フィルタリングサービスにレシピ投稿サイトも入れておかないと、子どもがとんでもない料理を作ってしまいかねない。ブラックユーモアは非常に場を選ぶ。対象年齢の設定が重要だ。情報空間のグローバルデフォルトは「全年齢対象」であってほしいのに、世の中オトナすぎる。

・技術評論社 Perl Hackers Hub「第7回 新人さんのための仕事で使えるPerl基礎知識(2)」(2011年6月2日)
 http://gihyo.jp/dev/serial/01/perl-hackers-hub/000702

・任天堂「CEROレーティングマークについて」
 http://www.nintendo.co.jp/support/cero/

手を図のようにし、親指をこめかみにあてて、下におろし(うんざりしたような顔でやるとGOOD!!)両手のひらを下に向けて、図のように手をあげて続きを読む
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2015年1月31日

“体験化”する音楽〜情報理論でひも解く音楽の有限性

 かの作曲家事件に関して、音楽評論家による「和洋中なんでもござれの定食屋」という批判があったが、違和感をもった。件の曲はクラシックの体裁をまとっていても、実質、ポピュラーな音楽である。ゲームの音楽をオーケストラが演奏するのも楽しいものであるが、クラシックと同列での批評に耐えるものにはなりえない。

・朝日新聞「物語と音楽の矛盾に違和感 佐村河内守氏の問題」(2014年2月18日)
 http://www.asahi.com/articles/ASG2C2QBTG2CUCVL003.html

・NHK 科学文化部「代わりに作曲の男性謝罪「私は共犯者です」」(2014年2月6日)
 http://www9.nhk.or.jp/kabun-blog/700/180524.html

 お決まりのわかりやすいメロディーやリズムを多用するポピュラーな音楽は、必然的に「定食屋」となる。そうしておかないと、客が「うまい」と感じないのである。つかみどころがなく難解であったり、構成が複雑すぎたりすれば、頭の中で反すうするのも難しくなってしまう。上を向いて歩きながら口ずさもうにも、カラオケで歌おうにも、わかりやすさが欠かせない。似たようなことは、初修者向けの練習曲や学校向けの合唱曲、アマチュアが多い吹奏楽曲などにもいえることで、そこでは「後世にのこる芸術的価値!」よりも、演奏のしやすさが優先される。機能や役割が違うものを、同列には批評できない。

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2015年1月27日

含みのあるはなし

 最近、目につく(耳につく)言葉に「○○を含めて検討する」というのがある。もし、発言がそのまま記事になるとしたら、「と、含みを持たせた」と書かれるところだろう、と思いきや、必ずしもそうではなかったのである。

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2014年3月9日

少納言+αで探る「量産」の世界観

 工業製品でないものや抽象的な事象に対しても「量産」と表現する、近年の用例の出どころを探してみよう。この目的には、先の話とは逆に、国立国語研究所の「少納言」が便利である。

中納言を目指して続きを読む
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2014年2月22日

プラスアルファにプラスして

 スイーツのあとは、国会会議録の検索である。

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2014年2月22日

かけ込み量産+α〜春闘はスイーツのあとで

 チョコレートを「かけ込み」で「量産」するという。といっても、増税を控えた秘密のチョコレート工場ではない。バレンタインデーの話である。

リボンをほどいて続きを読む
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2014年2月21日

ただちにスパゲティとまではいえない

 昨年の2月5日、気象庁のスパコンが停止するトラブルがあった。「気象庁」「スパコン」というキーワードに、「ベンダ」「メーカー」「製造元」のいずれかを追加した3語のクエリで検索してこのブログに到達する方が増えている。具体的には、直近5日間の1日平均PV(ページビュー)に対し、40倍を超えるPVを記録した。

ただちに続きを読む
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2008年12月30日

『余談』の集積がウィキペディアを豊かにする

 2007年1月3日。ウィキペディアで「余談OR蛇足」と入力して全文検索すると、485件の記事がヒットする。全体では「約319,973本の記事」があるとされているので、約0.2%の記事に「余談」もしくは「蛇足」が書かれている計算になる。

 2008年12月30日。同条件でヒットする記事は2,616件に増えていた。全体は「約548,788本」だという。この2年間で、記事数の増加が1.7倍のところ、「余談OR蛇足」の増加は5.4倍に及ぶことになる。

 とはいえ、それでも全体の約0.5%の記事にしか書かれていないので、少ないといえば少ない。しかし、何となくウィキペディアを引いた時に「余談OR蛇足」に遭遇することは、この数字以上によくある気がする。もしかすると、「余談OR蛇足」の出現は、記述の充実度や書き手の幅の広さなど、何がしかの特性を如実に示すバロメーターになっているのかも知れない。

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2008年12月30日

草食動物のおいしい光沢感〜クラゲからキャベツまで

 「脳と質感、透明感と浮遊感」へのアクセスが意外に多い。質感と脳科学というテーマはホットでトレンディらしい。そこで、最新のトピックをチェックしてみると、また一つ問題が解決されていた。

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2007年7月14日

【時代は“豚”へ。】ビーフ100%の『牛肉コロッケ』は美味しくない?

 挽き肉の偽装問題が紙面を賑わしている。「買い置きの冷凍コロッケを捨てた」とか、「加工食品も外食も信用できない」という人がいるらしい。しかし、それはあまりにも条件反射的で無責任な言動である。消費者としては、どちらを向いても安価な「牛肉コロッケ」があふれていた昨日までの状況を、少しは「おかしい」と思うべきだった。

 だいたい、いつから牛肉がそんなに安くなったのか。そもそも、あなたはそんなに牛肉が大好きなのか。ここでは、マクドナルド、吉野家、資生堂パーラーを例に、既存の報道等とは別の角度から「牛肉コロッケ」を検証する。

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2007年1月30日

数えずに読みたい『バズ』〜「多様な消費者」と刮目して相対すべし

 インターネットは、クチコミの宝庫…もう少し消費者の尊厳を考慮した表現をするならば、草の根のコミュニティである。自分の声を他の人に伝えたいという、極めて素朴な感情から成り立っており、人々の「本音」が人々自身の労力によってデジタル化されている。膨大なメッセージの中には多種多様な考えが含まれている。

 従来型の企業は人々の声を分類したがる。効率を最優先するなら、分類の仕方はひとつしかない。「いい」か「わるい」か、だ。

・朝日新聞 be「ネット上の評判を分析 消費者の「本音」を集めて企業に」(2007年1月28日)
 http://www.be.asahi.com/be_s/20070128/20070110TKEZ0084A.html

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2007年1月25日

民が作る『キャッシュレス社会』(3)〜「通貨」としての電子マネーと日銀

 いわば「第二の通貨」、現金の代わりになるほどの重要なサービスになってきた「電子マネー」。利用者は非常に高度な「安心」を求める。

・「貨幣論(05年度後期)講義の内容」
 http://www.econ.kobe-u.ac.jp/~fujita/kaheiron05.pdf

 「第一の通貨」ともいえる(普通はいわないが)日本銀行券は、建前上、人々や諸外国の政府が日銀を信用すること、つまり国への信用によって成り立っている。(実際には強制通用力があるので、信用しようとしまいと通用はする。政治・経済の不安定な国の通貨や戦時の貨幣を考えるとわかりやすい。)その日本銀行券そのものを電子化すること、つまり日銀が管理する電子マネーというのは実現できないか。

 日銀の研究所(日本銀行金融研究所)ではどんな議論がされているのか、ちょっとのぞいてみよう。

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2007年1月25日

民が作る『キャッシュレス社会』(2)〜Edyが出遅れた理由

 先日掲載した記事「民が作る『キャッシュレス社会』〜法律はSuicaを追いかける」で触れた「Edyの不振ぶり」について補足しておきたい。

・Edyの利用状況(2005年4月/2006年8月/2006年11月)
 http://www.edy.jp/press/html/050407.html
 http://www.edy.jp/press/html/060809.html
 http://www.edy.jp/press/html/061127.html

・Suicaの利用状況(2006年6月)
 http://www.jreast.co.jp/youran/pdf/jre_youran_p55_58.pdf

 EdyとSuicaは、ともにソニーの「FeliCa」を使うICカードサービスとして、2001年11月にサービスが開始されている。

 電子マネーとしては当初のEdyくらいの普及速度か、あるいはもっと普及しないまま頓挫してしまうということすら考えられた。現在の爆発的な普及のきっかけは、何といってもSuicaである。Edyはストレートに電子マネーという看板を背負って登場したのに対し、Suicaは乗車券という「仮面」を被って登場した。Suicaで電子マネー機能が提供されるまでの約2年間は、より多くの人にICカードの仕組みや利用方法に慣れてもらうための準備期間だったわけである。

 現在の状況についてはさておき、サービス開始当初のEdyとSuicaを見比べることによって、電子マネーというものが人々にどのように認知され広まっていったのかを見ることができる。

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2006年12月9日

民が作る『キャッシュレス社会』〜法律はSuicaを追いかける

 「電子マネー」というものが、世間的にどう認識されているか。

 固有名詞でいえば、「電子マネー機能つき」のSuicaはイオカードやテレホンカードと似たものだと思われ、Edyはクレジットカードやデビッドカードに近いものだと思われている。この差が、両者のシェアや普及速度の違いに影響している。Edyの不振ぶりを見れば、多くの人々にとって電子マネーというものは依然として受け入れ難い、胡散臭い代物であることがうかがえる。裏を返せば、人々は単に乗車券やJRに対する漠然とした信頼感だけでSuicaを持ち歩き、エキナカや市中の店舗で買い物をしていることになる。

 しかし、実は「電子マネー」というものは存在しないのである。

「えっ?」と思われた方はこちら
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